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■突刊「影の人 野村作十郎」
野村作十郎を掘り起こせ!
創刊号の「編集前記」より

 メルマガで月2回刊の「影の人 野村作十郎」を創刊したが、有料とはいえ1人の読者も得られなかった。ネットで売れると思うのは幻想・幻覚でしかなく、早くも4号で廃刊せざるを得なくなった。現実は予想していた以上に厳しかった。

 それでもネットで書いているのを知り、「プリントがほしい」と言ってくる人が何人かあった。やっぱり印刷物にして、すぐ手に取れるものにしなくては。いささか朝令暮改の感なきにしもあらずだが、よい方に改めるには速い方がいい。

 創刊号はこれまで書いてきた原稿に追加し、突発的にまとめたものだ。ネットでやれなかったのをここでしてゆくつもりだが、しょせん自分一人が片手間にやること、雑誌のように定期的に発行してゆく自信はない。季刊ではちょっと間が空きすぎるし、隔月感や月刊ペースではできそうにもない。

 考えたすえに、いささか無責任だが、不定期刊とすることにした。内心、季刊よりは多く、隔月刊ほどは出せそうにない、と思っている。ということは、年5回の発行が目標になるか。

 

 これでは出す月も日にちも決めにくい。どうやら原稿がそろったところで出すということになりそうだ。強いて言うなら突発的刊行、「突刊」とでもするか。

 ここでは作十郎に的を絞って取り上げてゆきたい。以前、月刊で「名古屋なんでか情報」というのを出してきたが(114号で廃刊)、これはテーマを絞らず思いつくまま、「なんでか(名古屋弁で「何もかも」とか「いろいろ」との意)」自由気ままに取り上げてきた。しかし、今回めざすのはそんな雑貨店のようなものではなく、専門店として作十郎や寺社関係、山車・屋台などの彫刻に絞ってゆきたい。

 今度もこちらから一方的に垂れ流すことになりそうだが、読者のご意見やご批判なども期待している。次号から投稿があれば、そんなページも作ってみたい。彫刻関係に絞ったみなさん方の参加も期待している。

 こんなわけでまたバカげたことをやり始めてしまった。しかし、取り組む姿勢はこれまで以上に真面目で真剣である。興味を持っていただける人が1人でもあればうれしい。

 当店の本と同様、これも流通しない(ただし、ヤフオクには出品するつもりでいる)。購読を希望される方は5号分を1単位として、直接当店にご予約下さい(やもう得ず廃刊する場合は精算させていただく。これには「なんでか」で確かな実績がある)。突刊「影の人 野村作十郎」をよろしく、そしてこれからにご期待下さい。

 

 

 

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