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マイタウンの出版目録

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 店チョの書いた本
二足のワラジもいいもんだ。見て、聞いて、考えて。店チョが書いた「100%名古屋人」「名古屋人の反省」「名古屋弁重要単語熟語集」の計9冊に、後者の姉妹編でもある伊藤義文著「ザ・尾張弁」を加えて、インターネット税込み特価1万円ポッキリで!(送料は実費)。
若い人に負けてたまるか! 70を直前にしてパソコン・オンチがヤフー・オークションに初めて挑んだノウハウ&エッセー集。趣味と実益、遊びが仕事。楽しみながら“もう一つの”収入を獲得するためのガイドブック。「おこづかい」は身のまわりにある不用なものの販売や掘り出し物などの発掘・転売で意外に稼げる!
A5判・196頁・1900円+税

土日を中心としたサイドビジネスで月4、5万円、もっと真剣にやればさらに可能。「アマゾン」で実際に売ってみた約7カ月間の体験レポート。新装増補版では大幅に頁数を増やし、読者の疑問や悩みにお答えするとともに、実践者たちのレポートも取り入れて一層役立つものにした。
B6判・272頁・1900円+税

■100%名古屋人 正・続・新 舟橋武志著
「青年都市」としてもてはやされ、その一方では「偉大なる田舎」とも形容される「不思議都市」名古屋。ここに住む人たちが巻き起こす、真面目で愉快な「大名古屋現象」の数々を通して名古屋人のホンシツに迫る。
B6判・220頁前後・各971円+税 

■名古屋人の反省 舟橋武志著
21世紀を目の前に、時代のキーワードは「反省」か? 奥ゆかしい名古屋人とて、例外ではなかった。先に「100%名古屋人」を書いた店チョが名古屋の「くらし」「れきし」「まつり」「ほん」「ひと」の5分野について、シミジミシミジミ考えた本。
B6版・204頁・1300円+税

■名古屋弁の構造 舟橋武志著
「名古屋弁の正しい位置づけ」「名古屋弁の成立と内容の吟味」「名古屋弁の特徴は連母音にあり」「いますぐ活用したい珠玉の名古屋弁」「方言集圏論の中の名古屋弁」の五項目について徹底検証。名古屋人も知らない名古屋弁の話。
B6判・220頁・上製・1334円+税

■名古屋弁重要単語熟語集 パート1~5 舟橋武志著
「あのよう」「いざらかす」「えーて、いかんて」「リビフリャー」など、名古屋弁をキーワードにして綴る、抱腹絶倒の名古屋弁入門講座。名古屋人には自信と誇りを、それ意外の人には名古屋弁のシンズイを。
B6判・210頁前後・1および2 は971円、3は1165円、パート4および5は1400円+税

■名古屋弁トキントキン講座 舟橋武志著
「名古屋弁みてゃー、まーつかわゃーすな。きたにゃーで」「なに言っとりゃーす。そー言うおみゃーさんが一番うみゃーがね」。抱腹絶倒、一読三嘆。名古屋弁を通して名古屋を知る武志流うんちく講座。
四六判・174頁・1300円+税(風媒社刊)

■中村剛「名古屋弁」一語一絵 中村剛・舟橋武志共著
『中村剛「名古屋弁」挿画集』を改題。拙著『名古屋弁トキントキン講座』(風媒社刊)のカットを主役にして一冊にまとめた〈目で楽しむ〉名古屋弁の本。中村氏ならではのカラーのイラストで学ぶ名古屋弁とは。
A5判・94頁・990円+税

■尾張の戦国時代 『武功夜話』が解き明かす守護代織田氏の流れ
舟橋武志著
守護斯波氏のもとで守護代として尾張に送り込まれてきた織田氏。このとき、天下に躍り出る信長の種はまかれた。その系譜は分かりにくいが、この難題に『武功夜話』が挑んでいた。難しいことを分かりやすく紹介した尾張の戦国時代史。
A5判・150頁・2000円+税

■尾張の戦国時代(2)信秀から信長へ『信長公記』首巻のウソ・マコト
舟橋武志著
みんなだまされてきた。信秀は3年前に死んでいた。著者太田牛一は隠すのに苦労した。それを初めて見破ったのは『証義・桶狭間の戦い』の著者尾畑太三氏だった。いま、謎解きが始まる。
A5判・190頁・2000円+税

■めざすは桶狭間!織田信長が駆け抜けた道 舟橋武志著
尾畑太三氏はその著『証義・桶狭間の戦い』でこれまでにない桶狭間論を展開された。本書はそれに添い、信長の進軍したルートをたどるためのガイドブック。副題は「読む、歩く『証義・桶狭間の戦い』」。さあ、実際に歩いて現場から考えてみよう。
A5判・200頁・2000円+税

■将軍毒殺―実録・名古屋騒動 舟橋武志著
安永6年(1777)名古屋城下は江戸北町奉行の曲渕甲斐守一行に急襲された。容疑は十代将軍徳川家治の毒殺未遂。一行は河村秀根ら4人を逮捕、江戸へ引き揚げていった。名古屋タイムズに連載した第一部「宗春無残」を一冊の本に!“それから”の宗春を描いたこの巻にご注目下さい。先ごろ300回を書いて完結、順次、本にしてゆく予定。
1巻・2巻ともA4判・152頁・2800円+税

■天空の龍 幻の名匠 野村作十郎 舟橋武志著
寺社や屋台・山車などの彫刻で有名な立川流二代目、立川和四郎富昌。彼は宮大工の棟梁であり、彫っていたのは“陰の人”野村作十郎だった。各地に残る伝承や史料を掘り起こし、「幕末の甚五郎」作十郎の実像を明らかにするとともに、通説のカラクリに挑んだ迫真のドキュメント。果たしてこんなことがあり得るのか。
A5判・上巻250頁、下巻310頁・各2000円+税

■小布施岩松院天井絵の謎〈付〉日光東照宮眠り猫の謎 舟橋武志著
葛飾北斎が89歳のときに描いたとされる「八方睨み鳳凰図」。これを描いたのは北斎とは無縁の名もない宮大工だった。一方、東照宮の左甚五郎作とされる「眠り猫」は江戸時代にまったく話題にもされておらず、甚五郎と呼ばれたあの宮大工が関わり、幕末から明治の初めのころに人気が出だした。その人の名は。
A5判・114頁・1300円+税

■突刊「影の人 野村作十郎」 舟橋武志著
上記『天空の龍』で終わったわけではなかった。出版したことにより新しい情報なども寄せられるようになり取材を再開、小雑誌形式で作十郎の業績や立川流彫刻などについて追跡していく。不定期ながら年5回の発行。5号分なら送料も含め3000円で可。
B5版・50頁前後・各号500円+税

■投稿雑誌「自転車大好き」 舟橋武志編
スポーツ車からママチャリまで、自転車好きの人が長期の旅行から仲間とのツーリング、日常生活での活用など、自転車に寄せる思いを自由に綴る季刊の小冊子。自転車に乗ると、乗れば、乗ったら、きっとどんどん楽しくなる。
B5版・60頁前後・各号500円+税

【探索】名古屋西部の鎌倉街道〈付〉柳街道 舟橋武志+名古屋歴史懇話会
京都と鎌倉とを結んだ鎌倉街道。すっかり都会となった名古屋の西部ではどこを、どのように通っていたのか。金山・古渡(名古屋市中区)から萱津(あま市)までを歩きながら考える古道探索ガイドブック。本書を手に、都会ならではの面白さがある街道散歩をあなたも。名古屋城下と佐屋路の烏森とを結ぶ柳街道のガイド付き。
B5判・130頁・1600円+税

■【追跡】ふるさとの前田利家 舟橋武志著
前田利家の足跡とそのルーツを追う、歴史探索ガイドブック。前田氏の祖先は美濃から来た!荒子城のあった本当の場所とは?幻の人、利家の二人の姉はどこへ?など、地元ならではの興味深い話がいっぱい。
B5判・152頁・1600円+税

■武功夜話のふるさと 舟橋武志、滝喜義著
信長、秀吉は『武功夜話』なくして語れない! 同書で明らかになった江南市内の史跡を中心に、一般の人にも分かりやすく紹介する戦国歴史散歩ガイドブック。地図や図版、写真など約200点も収録。
A5判・240頁・2330円+税

■武功夜話紀行[東海の合戦] 舟橋武志著
守山崩れ、稲生ケ原の合戦や浮野ケ原の戦い、あるいは岐阜、長島、亀山などでの合戦を、いま注目の書『武功夜話』をもとにして徹底的に検証。戦国合戦ドラマを通して知る、郷土の知られざる歴史の数々。
A5判・232頁・2330円+税

■歴史探索・徳川宗春[名古屋城編]舟橋武志著
「倹約で国が栄えるか」「芸なくば野人と同じよ」-名古屋人もびっくり、すごい殿様がいた。尾張7代藩主宗春を通して名古屋城の秘密に迫る。詳細な宗春年譜付き。
A5判・190頁・1456円+税

■歴史探索・徳川宗春[残照の宗春編]舟橋武志著
「宗春の実母(宣揚院)のご子孫を見つけた!」「尾幕対立の事件簿」「押し付け藩主に宗春の亡霊」など、これまで語られなかった宗春像に、新しい史料で肉迫する。毎日新聞中部版に連載、好評を博した「ザ・宗春」の単行本化。
A5判・180頁・1900円+税

■見た聞いた考えた「豊臣秀吉」大研究 舟橋武志著
「誕生地、中村公園はでっち上げだった」「秀吉は墨俣築城2年前にも一夜城を各務原に築いていた」--名古屋を中心に、東海地方に点在する秀吉ゆかりの史跡約100カ所を訪ね、新しい秀吉像を浮き彫りにした、足で書いた郷土史。
A5判・上製・272頁・定価2900円+税

■太閤秀吉葬式行列図の謎 舟橋武志著
偶然、古書展で出合った無題の8枚の絵、それは武将らの居並ぶ葬式行列だった。だれのためのものなのか、いつ行われたのか、こんな大葬儀が本当にあったのか。あちこち尋ね回った挙げ句、太閤秀吉のものであると判明した。ところが、話は考えてもいなかった意外な方向に。「自転車大好き!」ブックス2。
B5判・137頁・2000円+税

■山姥物語実記 舟橋武志著、吉田龍雲画
吉田家の当主龍雲氏は同家に伝わる「山姥物語」を見事な絵巻で再現された。その絵に合わせて“超訳”で現代語化したのがこれ。一番詳しく、かつ分かりやすい、伝説「山姥物語」の決定版。
B5判・210頁・3107円+税

■いざ、四国お遍路!中年ぼろチャリひとり旅 舟橋武志著
  大歩危・小歩危 大股で歩いても危ないし、小股で歩いてもやっぱり危ない? 車ではとまるところもないけど自転車なら景色をたっぷり堪能できる。
お盆をはさんだ2週間、オンボロ自転車を杖代わりに、四国一周のお変路旅。四万十川を源流から河口まで走破し、伊勢エビと大吟醸で佐田岬を征服。自転車で行ったら、旅はこんなにも楽しくなった!
四六判・181頁・1400円+税[郷土出版社刊]

■78ジジイの「ママチャリで日本縦断」旅日記 舟橋武志著
ママチャリ・ジジイ・ライダーか、ママチャリ・ジジイ・ライターか。後期高齢者になって突然、自転車に目覚めた。行き着いた先がママチャリで北海道へ、九州へ。そこに待ち受けていたものとは。
A5判・172頁・オールカラー・・本体1500円+税

■79ジジイの「ママチャリで北海道一周」大旅行 舟橋武志著
ママチャリでぐる~と海側を一周してみたら、自転車旅行はこんなにも楽しかった。いろいろな出会いがある、金はかからない、体力はつく、劇的ダイエットも。大自然の広がる大地、北海道へ行こう!
A5判・228頁・オールカラー・・本体2000円+税

■80ジジイの「どう生きる」これからの二年 舟橋武志著
突然、ガンで「ステージ4・余命2年」の宣告を受けた。元気だけが取り得だったママチャリ・ジジイ・ライダー&ライターを襲った思いもしない病魔。どうなる、どうする、絶体絶命の大ピンチ。生老病死・四苦八苦。この世に生を受けた者はいつかは死ぬ。問題はその死に方だ。土壇場に立たされ、否が応でもあれこれ考えさせられたこととは。ママチャリ・ジジイはママチャリで天国に行くつもりなのか。
A5判・188頁・オールカラー・本体1800円+税

■ガイコツが走った! 舟橋武志著
「冷めた鉄は強く打て」「腐ったらタイになってやる」--天性の?運動オンチが突然マラソンに目覚めた。「苦しい」「ま~いかん」とわめきながらも、走った走った、メチャクチャ走った。名古屋弁を交えながら軽妙なタッチで綴るド素人マラソン挑戦記。
B6判・224頁・1200円+税[七賢出版]

■それ行け! 夜叉ケ池伝説マラニック(1)(2) 舟橋武志編、山口数博監修
  130キロを完走した店チョ
人は何故にかくも走るのか。毎年夏に行われる夜叉ケ池130キロマラソン(90キロの部もあり)の出場者が思い思いに綴る「私の夜叉ケ池」。これを読んだら、あなたもきっと走りたくなる?
B5判・(1)148頁・1300円+税、(2)132頁・1100円+税

■この町こだわりの旅 舟橋武志著
有名観光地はもうたくさん。一つの自治体に徹底的にこだわり、すみからすみまで「のんびり、ゆったり」歩いた心に残る旅。愛知、三重、岐阜、長野、静岡5県下20市町村を訪ねる、名古屋からの1泊小旅行。
B6判・208頁・1262円+税

■もうちょいアップ!文章術  舟橋武志著
手紙、eメール、日記に企画書、レポート……何かと文章を書く機会は多い。いまよりも「もうちょい」うまくなれるテクニックはないのか。三流編集者だからこそ教えられる?執筆から上手な自費出版までのアノ手コノ手。
小形変形90頁・900円+税

■地方出版新事情 舟橋武志著
曲がり角にある地方出版の中にあって、なぜか名古屋が面白くなりだした。10年遅れてやってきた地方出版ブームにスポットを当て、出版者たちの夢と現実をルポ。
B6判・208頁・1400円+税

■出版デスマッチはムセーゲン 舟橋武志著
全国出版やりたい族1千人に問う「あなたならどう闘う」編。第1話「出版へ! 狂わば狂え」から第6話「死ぬまで出版で狂っていたい」まで、超零細出版社である小社の体験的ハチャメチャ出版論。
B6判・260頁・1400円+税

■出版バトルロイヤルのゴングは鳴った 舟橋武志著
「出版ほどステキなショーバイはない」「本屋をバカにすると怒るヨ」「地方出版〃大〃と〃小〃訪問記」など、わが国最大のレーサイ出版社?をめざす著者の真面目で愉快な出版関係雑文集。
B6判・256頁・1400円+税

■タウン誌80 舟橋武志著
何処で誰が何を、どうやって出しているのか。東海地方のタウン誌40誌を徹底取材した「タウン誌の本」。第一線に立つ編集者たちが雑誌を作ることの苦しさや面白さ、出版のノウハウやヒントなどをあますところなく公開。
B6判・上製・240頁・1280円+税

■漂流、教如聖人 舟橋武志編
副題は「石山合戦・関ヶ原の戦い、そして本願寺の東西分立へ」。関ヶ原の合戦直前、関東から帰ってきた教如は美濃で石田三成らの軍勢に襲われた。これを救出したのが大垣市や揖斐川町の門徒たちだった。第二部では「危機一髪!救出関係寺院を訪ねる」として春日谷の寺々を取り上げている。
A4判・64頁・本体1000円+税

■名古屋弁訳仏説阿弥陀経 舟橋武志編
お経は意味が分かってこそアリガタイ。もう「知らぬが仏」とは言わせない。仏説阿弥陀経の意味を名古屋弁に翻訳。一読賛嘆、その意味するところはこんな内容だった。
A5判・60頁・700円+税

■名古屋いまむかし 舟橋武志編
東京と京都の中間に位置する「日本の交差点」名古屋。この地はいつの時代も歴史の「もう一つ」の舞台であった。名古屋の代表的な史跡100ヶ所を、それぞれ地図や写真を添えて読み切りで紹介した、手ごろな歴史ガイドブック。
A5判・248頁・1900円+税

■名古屋の宮本武蔵 舟橋武志編
名古屋は円明流が花開いた地だった。武蔵は寛永7年から3年間この地に滞在、去ってからは養子の竹村與右衛門(頼角)を送り込んだ。武蔵が名古屋で見せた執念は柳生への対抗心があったからなのか。知られざる足取りを名古屋で追う、“もう一つの”武蔵論。
B5判・袋とじ96頁・1810円+税

■名古屋東別院物語 舟橋武志著
全国的に見ると尾張は大国でありながら、真宗の別院はなかなか開設できなかった。名古屋の東別院はどのような経過をへてできてきたのか。そのころの尾張の状況はどうだったのか。本堂の建設と幾度もの建て替えなどを通し、名古屋の江戸時代を見てゆく。
A4判・110頁・2000円+税

■ぶらっと中村 舟橋武志編
名古屋の表玄関であり、下町情緒も色濃く残す、名古屋市西部の中村区。秀吉の生まれたところとしてあまりにも有名だが、他にも様々な遺跡や遺物がある。そうした史跡の数々を訪ね、分かりやすく詳しく紹介。
B5判・140頁・1400円+税

■斐伊川流域紀行 舟橋武志著
熱田神宮の御神体「草薙剣」出現の地、出雲を「新川みのじ会」のメンバーらとともに自転車で訪ねる。斐伊川とは? 船通山とは? そして、そこには何があったのか。名古屋と出雲とを結ぶ古代史探訪の旅。
A5判・160頁・1700円+税

■合本「名古屋なんでか情報」 舟橋武志著
平成15年に創刊した月刊「名古屋なんでか情報」の1年分を一冊に収録。巻末にはその年々に書き殴ってきたブログを「本屋のオッサン通信」として納める。毎年定期的に出しており、廃業まで出し続けるつもり。本書のこれからにご期待下さい。
A4判・300頁前後・各3810円+税

■合本「マイタウン名古屋」 ブックショップ「マイタウン」編
小社が月刊で出し続けた「出版&郷土史」に関する極私的ミニコミを一冊の本に。こうして繰り広げられた、マイタウンの舞台裏。
B5判、1巻は248頁、3000円+税、2巻は500頁、6000円+税(限定100部)

■舟橋武志の2015年 舟橋武志著
店チョがブログ「BSマイタウン通信」に書き綴った1年間の日記。72ジジイの一人出版者は何を考え、何に興味を持ち、何に悩んだのか。この1年、出版と古本屋はどうなったのか。
A5判・165頁・1500円+税
■紙碑「東野村と武馬家の歴史」 武馬毅編
「武馬」姓は江南市の東野を発祥の地とするが、姓氏辞典にも登場してこない謎の姓だ。第一部「東野村と武馬家」(武馬毅)、第二部「武馬姓の探求」(舟橋武志)の二部構成でその謎に迫る。
A4判・210頁・上製・8500円+税[協力出版]

 最後の悪あがき「ハンドメイドブック」
不良在庫を持たない、必要な分だけ作るーーー。終末期を迎えてやり始めた、新たな出版の形。こんなことを成り立たせるのは果たして可能だろうか。ただいま試行錯誤の真っ最中。(左写真は練習のために作ったもので、一部には製本教室で習ったものもある)
サブタイトルに「尾張史との出合い、海軍戦史発行の動機」とある。「海軍艦船要覧」「護衛部隊の艦艇」その他、膨大なデータブックはどうしてできたのか。シリーズを完結し終え、渡辺氏が語るわが人生とは。著書「讃えよう 名古屋の明治」の巻末に付録として入れた同名の原稿を独立・再構成して一冊に。
タテ約10.5センチ×ヨコ約16.5センチ。袋とじ30頁・1900円+税

サブタイトル「出版ほど素敵なショーバイはない」。長年、出版に取り組んできたが、いまほどやりやすい時代はない。手元のパソコンで編集でき、格安の印刷方法もある。一人出版者が綴る、出版の苦しさと面白さ。静岡大学の学生に語った「地方・小出版」の状況とそのやり方とは。あなたなら、どうする。
タテ約10.5センチ×ヨコ約16.5センチ。袋とじ72頁・2000円+税
戦国資料『武功夜話』を蔵する吉田家の特別許可を得て、秘蔵の『絵本武功夜話』をカラーで拡大して再現。著者は同家23代吉田雄正(かつまさ)、またの名を南窓庵亀仙ともいう。本書では桶狭間合戦に至るまでの尾張の戦国時代を巧みな絵で紹介している。
タA3横型・116頁・和本風の糸かがり・6000円+税
江戸時代後期の木曽川の流路とその近辺の地名を書き込んだ絵図。現在の可児市土田あたりから伊勢湾河口までを記す。木曽川は近代に入って幾度も改修されており、それ以前の姿を書き留めているのは貴重と言える。吉田家23代吉田雄正(かつまさ)の写本。「美濃国墨俣責図」付き。
A3横型・13枚・和本風の糸かがり・4000円+税
北海道(松前のみ)から九州まで、日本の街道・宿場や各藩の藩主名・石高、江戸からの距離、さらには河川・名山・名所なども書き込んだ、まさに細かなところまで見る「細見」絵地図。原図(江戸書肆 三河屋鉄五郎 板、小社蔵)は折本形式になっているが、これを110%に拡大し複製/製本した。原図に発行年の記載はないものの、江戸時代の後期と見られている。
A3縦型・14頁・和本風の糸かがり・3900円+税

 名古屋関係の本
「どえりゃー、ひどるい(まぶしい)がね」名古屋の街は今日も美しく輝き、ぴっかぴかに光っている。こんないいところが他にあるか?! 金シャチを眺めながら、名古屋の街を歩けば……。

■名古屋の山車祭り 名古屋タイムズアーカイブス編
名古屋は山車(だし)の宝庫だ。山車は祭りの華でもある。名古屋の山車の多くには現代のロボットとも言えるからくり人形があり、祭りの楽しさを一層盛り上げてくれる。名古屋タイムズで報道された市内の山車の写真を拾い集めた貴重な〈思い出のアルバム〉。
A4判・140頁・4500円+税

■台湾ラーメン 味仙の秘密 国方 学著
「ウッ」ときて「辛っ」、そして「旨っ!」。名古屋名物・名古屋めしの代表格となった激辛・激旨ラーメンはどのようにして誕生したのか。これを生み出した今池の味仙とは。居酒屋「やん八」を37年続けた前大将で文筆家の著者が自らの体験も交えてそれらの謎に迫る。
四六判・180頁・本体1300円+税

■幕末尾張藩の深慮遠謀 渡辺博史著
御三家筆頭・尾張藩は本当に何もしていなかったのか。朝幕双方の間に立ち、必死にソフトランディングに努めていた。その甲斐あって江戸までは混乱もなく進んだが、手の回らなかった東北・越前では悲惨な事態を生むことに。幕末史の見方を変える一冊。
A5判・130頁・1000円+税

■尾張藩幕末風雲録 渡辺博史著
幕末から維新にかける動乱期に、御三家筆頭の尾張はいかに動いたか。尾張の“活躍”がなかったら江戸無血開城への道もなかった。幕府と朝廷との双方に軸足を置き、「血ぬらずして事を収めよ」とばかり、水面下で果たした尾張の役割とは。
A5判・264頁・2500円+税

■【追録】尾張藩幕末風雲録 渡辺博史著
内乱を避けようと水面下必死に働く尾張藩士たちの中に、林左門という弁も立ち腕っ節も強い大柄の男がいた。これまで語られてこなかった周旋に命を賭けた男、林左門に光を当て、激動の幕末史を描く著者の第二弾。
B5判・210頁・2500円+税

■讃えよう 名古屋の明治 渡辺博史著
名古屋を中心にして愛知県下の明治時代を概観した好著。名古屋は幕末から維新の混乱をいち早く抜け出し、近代化へと力強い歩みをみせてゆく。随所に著者ならではの見方や史観が表れていて興味深い書となっている。
A5版・279部・2500円+税

■嵐に向かう名古屋の大正・昭和初期 渡辺博史著
大正デモクラシー、普通選挙の開始などで明るいイメージもある大正時代だが、果たしてその実態はどうだったのか。国内・国際情勢を織り込みながら、著者自身の視点で当時の名古屋を概観した郷土の歴史。地元出身の渡辺錠太郎大将らが暗殺され、国運の分岐点となった2.26事件までをたどる。
A5判・368頁・本体2500円+税

■尾張藩の幕末・維新 木原克之著
幕末から明治維新への激動期、尾張藩内はクーデター「青松葉事件」に揺れた。14代藩主慶勝とその弟、15代藩主茂徳。二人はこの時代をどう乗り切ろうとしたのか。歴史好きの放送プロデューサーか多彩な史料をもとにして読み解く尾張の幕末・維新史。
B5判・122頁・1900円+税

■石造物寄進の生涯・伊藤萬藏 市江政之著
幕末から昭和初期にかけて寺社に常夜灯や鳥居・狛犬などの石造物を寄進し続けた名古屋の奇人、伊藤萬藏。一説に寄進先は「北海道を除く全国」とまで言われながら、その実像と実態は不明のままだった。初めて明かされる謎の人物とは。
B5判・248頁・2800円+税

■名古屋奇人伝・伊藤萬蔵 市江政之・舟橋武志著
伊藤萬蔵は名古屋が産んだ奇人であり、また偉人でもある。西日本を中心に全国の寺社へ灯篭や常夜灯、鳥居、狛犬などの石造物を亡くなる95歳まで贈り続けた。本書は稀代の寄進王の生涯とその足跡を追った、万蔵翁の総集編であり決定版とも言えるもの。巻末にこれまでに見つけ出した寄進先を一覧表にまとめた。
A4判・280頁・4500円+税

■不屈の男 山田才吉―名古屋財界の怪物 藤澤茂弘著
ケチなことは大嫌い、どうせやるならでっかいことを――アイデアと実行力で明治・大正期を駆け抜けた名古屋人らしからぬ実業家の生涯。名古屋名物となる守口漬を“発明”し、でっかい東陽館や南陽館・水族館を造り、聚楽園(東海市)に日本一の大仏を作った男。その足跡がいま明らかに。
A5版・320頁・2000円+税

春姫さま■春姫さま 藤澤茂弘著
尾張初代藩主徳川義直の正室春姫とはどんな女性で、どのような一生だったのか。あまり知られていない彼女にスポットを当て、その実像をあぶりだした実録風歴史小説。いま本丸御殿の復元が話題になっているが、二人はそこで暮らした最初で最後の人でもあった。
A5判・60頁・477円+税

■名古屋コーチン作出物語 入谷哲夫著
「養鶏も武士道なり」--メンデルの遺伝学も、現代のハイテクもない。そんな中で御家流砲術の精神を応用、明治の失禄武士・海部兄弟が編み出した、日本実用鶏種第一号「名古屋コーチン」作出秘話。
A5判・210頁・1900円+税

■熱田区の歴史散歩 ブックショップ「マイタウン」編
「より詳しく、より分かりやすく」をモットーに編集。実際に歩いて、見て、考える「わが街」を「再発見」するための必携ガイドブック。
A5判・120頁・980円+税

■南区の歴史探訪 池田陸介著、桜井克郎画
南区にある史跡を分かりやすく紹介したうえ、区内の史跡散歩コースや地名の由来、江戸時代の村絵図、新田図、地図に見る南区の変遷など、南区てんこ盛りの郷土史本。史跡紹介には見るも楽しい桜井克郎氏のイラストが付く。
B5判・200頁・1800円+税

■千種村物語─名古屋東部の古道と町なみ 小林元著
名古屋東部はどのようにして発展してきたのか。飯田街道、高針街道、覚王山通、塩付街道、四観音道、その他様々な街道を通して知る千種区、名東区の歴史。
A5判・200頁・2000円+税

■猪高村物語―名東区の今昔 小林元著
猪高村は猪子石村と高社村(高針+上社+一社)とが合併してできた村。名古屋市の東部、いまの名東区に当たる。この地域の発展は著しく、今と昔は様変わりしている。高度成長期やバブル期を見つめてきた著者の写真や地図も多用しての詳細な記録集。
A5判・225頁・2000円+税

■香流川物語―長久手・猪子石の今昔 小林元著
庄内川の支流香流川は名古屋の東部を流れる全長15キロほどの川。流域にある長久手・猪子石両地区の歴史を丹念に掘り起こした著者ならではの労作。すっかり都市化されたこの地にも多くの出来事が秘められていた。
A5判・182頁・2000円+税

■矢田川物語 小林元著
矢田川沿いの大森・印場・森孝新田の歴史。この限られた地区を舞台に、古代から近代までを描く。前著同様、著者ならではの緻密な調査により、様々な歴史やそれにまつわるエピソードなどを掘り起こしている。
A5判・264頁・2000円+税

■ナゴヤベンじてん あらかわそうべえ編
『外来語辞典』の編纂で名高い名古屋出身の学者、荒川惣兵衛氏が自費出版された幻の本を復刻。まだ元気だったころの名古屋弁を氏ならではの緻密な作業で収録、数ある名古屋弁辞典として記念碑的な本。
A5判・二四〇頁・2300円+税

■データで見る名古屋の気象-名古屋は本当に暑いか? 新谷光三著
夏は暑くて、冬寒いと言われる名古屋。果たしてその実態はどうなのか。気象協会に席を置いた著者が豊富なデータをもとに徹底分析。「参考」として重要と思われる用語の解説、この地方に伝わる天気のことわざも収録。
B5判・204頁・1456円+税[日本気象協会東海本部刊]

■われらをめぐる伊勢の海 太田立男著
気象協会の職員として海を見続けてきた著者が書いた、伊勢湾のいま。海の汚れは、水質は、そして深さや流れは? 青い海を取り戻すために。
A5判・120頁・1000円+税

■豊臣秀吉誕生地の謎・付清正 名古屋市中村尋常高等小学校編
同校が昭和6年に出版した『郷土偉人研究』の地元中村の記事部分を抜粋・復刻した小冊子。学校教育の一環として秀吉の出自や誕生地などを地元ならではの目で拾っていて興味深いものとなっている。
B5変形・74頁・1500円+税

■住まい・街・地域 服部千之著
「名古屋における都市再開発」「保存と開発」「弱者の交通問題」など、都市計画のパイオニアである著者が名古屋を中心にして取り組んできた論文の数々を収録。
A5判・上製・316頁・3900円+税

■住まいづくり・町づくり 服部千之著
新聞に発表されたものを集めた、やや軽いタッチの評論集。早くから市民参加、生活優先、人間中心を訴え続けてきた著者の先見性が光る。
A5判・108頁・980円+税

■志段味の自然と歴史 志段味の自然と歴史に親しむ会編
名古屋市守山区の志段味地区を中心に活動している同会の会報「私たちの博物館-志段味の自然と歴史を訪ねて」を合本に。
B5判・326頁・3000円+税
■謎の古代豪族「尾張氏」の誕生 早瀬正男著
副題は「守山白鳥塚古墳の歴史像復元」。尾張氏は娘を即位前の継体天皇に嫁がせ(安閑・宣化両天皇を生む)、外戚として威を振るうまでになる。この古代豪族の“始祖”はだれだったのか。著者は名古屋市守山区にある白鳥塚古墳の被葬者に注目した。
A5判・144頁・1500円+税

■ホットマインド 長田若子著
副題は「宝生流能楽師、鬼頭嘉男が受け継いだもの」。名古屋でも鬼頭嘉男の名を知る人は少ない。しかし、勤務の傍ら能楽一筋に生き、老いてからも資金的に能楽界を人知れず支え続けた。能楽にかけたその生き様と足跡とは。この人に“芸どころ名古屋”の底力を見る思いがしないでもない。
A4判・268頁・2000円+税

■常磐連区誌 名古屋市常磐尋常高等小学校編
中村区と中川区とにまたがる岩塚・烏森・高須賀・長良・四女子・小本・篠原・八田・万町などは常磐連区とされていた。昭和10年にまとめられた地元の歴史書で、地理・産業・寺社・人物・旧跡などについて書きとめている。
A5判・86頁・1000円+税(復刻)


 郷土史関係(一般)の本
名古屋は歴史の宝庫。ニッポンは名古屋人がつくった?!
当店前の広小路通りを行く「郷土英傑行列」の織田信長。
名古屋の奥深さは実際に来てみるか、古書に当たってみないと分からないのでは?


■証義・桶狭間の戦い 尾畑太三著
信長が天下統一への第一歩を踏み出した桶狭間の戦い。しかし、この戦いほど諸説が飛び交っているものもない。信長はどう対処し、どこを走ったのか。これまでだれも読み解けなかった「信長公記」の“隠し文”を見事に読み、合戦の“真実”をあぶり出した注目の書。
A5判・430頁・8500円+税

■女たちの徳川―伊勢上人・熱田上人・千姫・お亀の方 鬼頭勝之著
戦国乱世は男たちが活躍した時代だった。が、その陰で男を動かしたのが女だ。そこには近代的・合理的な解釈のみでは理解できない情念や怨念の世界があり、一例をあげるならば祈祷師や御陣女郎らの暗躍があった。表題4人の女性を通し、新たな史観を確立しようとした意欲作。
A5判・116頁・2000円+税

■裏から読む大坂の陣―善光寺・豊国社・お江与・甚目寺 鬼頭勝之著
豊臣政権の崩壊から徳川政権の登場へ――。冬・夏両陣の知られざる合戦の実態と、淀殿やお江与ら女たちの果たした役割などを描く、いわば前作『女たちの徳川』の姉妹編。比丘尼や巫女の集住した善光寺・甚目寺・真清田神社などの“もう一つの顔”も明らかに。
A5判・240頁・2500円+税

■宗春と芸能 付・忍びの者と山伏 鬼頭勝之著
宗春は突然変異的に現れたのではない。出るべくして出た、時代の申し子だった。尾張での芸能を中心に各種史料から、それ以前の社会情勢をあぶり出して宗春を論ずる、いま注目の書。
B5判・148頁・2500円+税

■愛知歴史人物事典 愛知県教育会、愛知一師偉人文庫編
人が歴史をつくり、歴史が人を育てた。愛知県出身および愛知県に事績を残した著名人、360余人を詳しく紹介したユニークな人物事典。「新編愛知県偉人伝」を改題、復刻。
B5判・488頁・6000円+税

■美濃路NOW 新川みのじ会編
東海道(熱田宿)と中山道(垂井宿)とを結ぶ重要街道「美濃路」。全長58キロに点在する沿線の史跡や遺物などを徹底ガイド。独りで歩ける小冊子「完全踏破マップ」付き。
A5判・168頁・1600円+税

■津島上街道 飯田守著
名古屋から枇杷島、新川を経て津島へ至る道は佐屋路の「下街道」に対して「上街道」 とも呼ばれていた。途中に古刹甚目寺があることから、われわれが想像している以上ににぎわった。街道の面影はいまも色濃く残されており、そのルートと沿線の史跡な どを詳しく解説する。
B5判・216項・1900円+税

■佐屋物語─登録有形文化財 鈴木仙太郎家の暮らしと住まい
石田泰弘監修
愛西市佐屋町にある鈴木家の旧家が文化庁から国の登録有形文化財に指定された。この家は衆議院議員や愛知県議会議長なども務めた鈴木仙太郎の家でもある。建物の特徴、同家での暮らし、そして佐屋の歴史とは。
A5判・212頁・1700円+税

■「もののけ姫」メモ考─新川町から見た東海豪雨 根本憲生著
年間3分の1の雨が一度に降り、思ってもいなかった新川の堤防が決壊した。著者がそこで見たものは自然との共生を忘れた現代人のおごりだった。「新川みのじ会」の世話役であり、同町議員でもある著者の「どうする!河川対策」。
B5判・150頁・1800円+税

■史跡散策「愛知の城」 山田柾之著
信長や秀吉、家康はどうやって天下に躍り出たのか。戦国時代の城を中心に県下1000余カ所の城跡を約1000点の写真とともに紹介。城を通して知る、ユニークな郷土の歴史。
B5判・288頁・5049円+税

■東海の昔話 平松哲夫著
昔話にとりつかれた男、平松さんが東海3県を訪ねに訪ね、地元の古老などから採話した忘れられない昔話30話を収録。ふんだんに挿入された庵久美子さんの切り絵がやさしい。
B6判・上製・1500円+税

■新版・愛知民衆運動の歴史 伊藤英一著
尾張国解文にみる国司と郡司・百姓等の抗争から、明治時代の地租改正反対運動、自由民権運動や社会主義運動、さらには大正時代の米騒動、鳴海小作争議までを分かりやすく紹介。民衆の側に立って書いた、異色の郷土史。
B6判・上製・312頁・2500円+税

■評伝・鈴木楯夫 伊藤英一著
ここに、この人。これまでほとんど語られることのなかった鈴木楯夫を「名古屋社会運動の先駆者」として位置づけ、その活動ぶりから人となりまでを明らかにした著者ならではの労作。
B5判・上製・216頁・2500円+税

■山姥物語とその史的背景 滝喜義著
尾張本宮山と美濃おがせ池を舞台とする「山姥物語」は単なる伝説ではなかった! 物語の陰に隠されていた梶原景時とその一族の光芒を明らかにし、尾張平氏の「知られざる」活躍ぶりを描く。「山姥物語実記」の写本も全文復刻。
A5判・228頁・2000円+税

■知られざる岩崎山 服部修政著
奇岩怪石におおわれた小牧の岩崎山とは一体どんな山だったのか。名古屋城で一つの不思議な石との出会いから、著者の歴史をさかのぼる旅が始まった。「名古屋城からの出発」「岩崎山への旅」「岩崎山の解明」「岩崎山の周辺を歩く」などを収録。
B6判・上製・254頁・定価2000円+税

■濃尾震誌 片山逸朗著
明治24年10月28日、根尾谷を震源とするマグニチュード8・0の巨大地震が起きた。本書は当時出版された本の中で最も詳しいもので、濃尾地震を知るうえで不可欠とされてきた稀覯本の復刻。阪神・淡路大震災をも上回った地震の実態とは。
A5判・283頁・3900円+税

■円空山河-尾張・美濃・飛騨の円空街道を疾走する 黒野興起著
円空仏に関する本は多いが、円空その人を描いたものとなると意外に少ない。円空に魅せられた画家が円空の足跡をたどり、その中から愛知、岐阜両県下を舞台にして円空の生き様を追う。
A5判・188頁・1400円+税

■円空の隠し文 伊藤治雄著
名古屋・荒子観音の有名な千体仏「千面菩薩」。その正しい数が1024体だったことが分かった。長年、円空に関心を持つ技術者の著者はこの数字に衝撃を受け、円空と円空仏を訪ね歩く旅が始まった。そこから出てきた意外な結論とは。
A5判・190頁・1500円+税

■円空とキリスト教 伊藤治雄著
円空は密かに一人で二役を演じていた。これまで語られることのなかった分身「もう一人の円空」は各地で多くの犠牲者を出した切支丹や残された家族、縁者らの慰霊に努めていた。彼の手になる仏像・神像や文書・和歌・漢詩などからこの事実を明らかにした、これまでにない驚愕の円空論。
A5判・192頁・1500円+税

■円空と伊勢・円空寺 伊藤治雄著
「12万体の造像を発願した」「弥勒信仰の56億を96億と間違えている」「造仏の作法に反したものを造る」など、いま言われている間違いだらけの円空論を正し、真の円空その人に迫る一冊。特に、円空寺を"発掘"し、これまで語られることのなかった円空の"開眼"を明らかにした注目の書。
A5判・154頁・本体1500円+税

■岐阜の岡本一平 聖家族からの解放 黒野こうき著
岡本かの子の夫であり、岡本太郎の父親だった、近代漫画の先駆者一平。その彼は疎開先とした岐阜で過ごし、そして、この地で亡くなっている。約3年間の岐阜での晩年を掘り起こした知られざる記録。
A5判・186頁・1429円+税

■新聞にみる朝日遺跡 名古屋歴史研究会編
尾張平野の拠点集落「朝日遺跡」の発掘はその規模の大きさと出土品の多様さでマスコミなどで大きな話題となった。土器や武具、農耕具、その他次々と発掘される遺物や遺跡に記者や学者たちの鋭い目が光る。地元各社の新聞記事を1冊に収録。
A4判・70頁・1200円+税[名古屋歴史研究会刊]

■尾張名所図会 岡田啓、野口道直著
郷土史研究の基礎史料の一つ「尾張名所図会」全13巻を、原本よりも拡大して美しく鮮明に復刻。本書の発刊に伴い「原文で読む会」を結成、その成果は『のーと尾張名所図会』として刊行済み。尾張の名所旧跡とともに、古文書までも読めるようになれる。
A4判・全14巻セット3万8000円+税

■のーと尾張名所図会 栗花光弥著
「原文を読む会」の成果である「尾張名所図会」の読み下しに、講師栗花氏独自の解説などを加えて各巻ごとにまとめたもの(手書き)。順次制作中(いよいよ完結)。
A3判・各巻1800円前後+税

■小治田之真清水 岡田啓著
「おはりだのましみず」と読む。『尾張名所図会』に収録できなかったものを新たに追加。江戸後期にブームとなった各地の「名所図会」の中でも、同書は内容的にも巻数的にも最も優れたものとなっているが、この拾遺版の登場で評価はいよいよ不動のものとなった。
B5判・全6巻セット・1万3500円+税(分売可)

■尾張名陽図会 高力種信著
著者は「猿猴庵」の名で知られた尾張藩士で、また優れた文人でもあり画家でもあった。全7巻から成るものを、上下2巻で再現。本書は『尾張名所図会』に先駆けるもので、文化・文政前後の名古屋城下の様子を詳しく描いている。種信は小田切春江の師でもあった。
A4判・計600頁・セット1万2000円+税(分売不可)

■尾張人物図会 高力種信著
小寺玉晁著・江戸後期の人、玉晁の『人物図会』を改題・復刻。尾張藩内で“有名な”芸人・物売り・奇人などを絵と文で紹介した奇書。彼らが生き生きと暮らし、周囲も温かな眼で見た当時の様子がしのばれてくる。
B5判・64頁・2000円+税

■木曽路名所図会 秋里籬島編
「木曽路」とあるが木曽谷の部分を言うのではなく、京都から江戸に至る中山道69次全体を指している。編者の秋里は『都名所図会』を世に出し、「名所図会生みの親」とも言われている人物。豊富な挿し絵を売り物に、街道とその周辺の名所、旧跡、寺社、風物などを紹介。
A4判・和本仕立て・全4巻・2万3000円+税
  原本よりも拡大して作られているので、絵にも迫力があります。もちろん、文字も読みやすくなっています。下も同様の制作方法。

■善光寺道名所図会 豊田利忠編
著者は尾張の支藩、今尾藩(岐阜県・平田町)の藩士で、本書も名古屋の書店から出版されている。中山道から分かれた洗場(塩尻)から松本を経て善光寺(長野)さらには松代から追分(軽井沢)に至るまでの名所案内。挿し絵は『尾張名所図会』で腕を振るった小田切春江が担当している。
A4判・和本仕立て・全5巻・2万5000円+税
  名所図会に引かれて善光寺まいり?これを手にしたら、街道を歩いてみたくなるかも。

 郷土史関係(専門)の本
名古屋城下を流れる「堀川」。水運を担った母なる川だった。いまはその機能も忘れられて黒く汚れた川だが、いつの日にか清流を取り戻したいもの。そのためにも名古屋の歴史をしっかり学ぼう!

■尾張国愛知郡誌 田中重策編
明治22年に出版されたもので、旧愛知郡を知るうえで不可欠の書。郡内の名所、旧跡から地理、物産、行政機構などに至るまで、あらゆる分野を詳述。『尾張志』の「愛知郡」編をはるかにしのぐ「幻の名著」の完全復刻。
B5判変形・上製・488頁・7000円+税

■尾張国知多郡誌 田中重策編
明治26年に出版されたもので、前述の『尾張国愛知郡誌』と対をなす。知多郡研究に必携の書。
B5判変形・上製・466頁・7000円+税

■東春日井郡誌 東春日井郡役所編
大正12年に郡役所が刊行した同郡最高、最大の史料集を完全復刻。郡内の自然、歴史、文化などが15章にわたって詳述されており、東春日井郡研究になくてはならぬ書。
A5判・上製・1460頁・1万8000円+税

■西春日井郡誌 西春日井郡役所編
大正12年に郡役所の出したもので、15章にわたり旧西春日井郡内の歴史、経済、寺社、民俗、宗教、その他を詳述している。
A5判・上製・722頁・1万2000円+税

■西加茂郡誌 西加茂郡教育会編
大正10年に同教育会によって出版されたものの復刻。地誌、沿革、交通、寺社、史跡、風俗、人物、その他、旧郡内のあらゆる分野を詳述、西加茂郡研究に必携の書。
A5判・上製・650頁・1万円+税

■高蔵寺町誌 東春日井郡高蔵寺町役場編
昭和7年に同役場によって出版されたものの復刻。有史以前から昭和7年に至るまで、同町の歴史、文化的一切の事項を最初に著述した大著。『東春日井郡誌』とともに、ぜひ座右に。
A5判・上製・518頁・9500円+税

■古知野町誌 古知野町教育会編
古知野町教育会編・大正14年に出版されたA5判の本をB5判に拡大して読みやすく復刻。地理、寺社、人物、町政、教育、産業など、当時の古知野町の様子を詳しく報告。
B5判・250頁・4900円+税

■武功夜話研究と二十一巻本翻刻 松浦武著
あくまでも原本にこだわり『武功夜話』を行数通りに、しかも正確に活字化。本書の出版により同書が初めて研究の対象になった。同書の6巻までを全3冊に。ついに完結!武功夜話研究会刊、当店発売。
B5判・各100頁前後・各冊4700円+税(限定150部)

■前野文書が語る戦国史の展開 滝喜義著
話題の新史料『武功夜話』をもとに、その発掘者でもある著者が長年の研究成果を集大成。多くの戦国秘史、意外史ともいうべき内容に満ちあふれており、郷土史ファンには必読の書。
A5判・上製・336頁・5500円+税

■尾州織田興亡史 滝喜義著
織田氏の系譜は史料不足などで分からないことが多いが、『武功夜話』研究の第一人者である著者が同書をもとに見事解明。初代常松の尾張入国以来の岩倉伊勢守系、清須大和守系の流れを明らかにし、合わせて尾張諸城主の「空白」を埋める。
B5判・袋とじ80頁・1942円+税

■江南史料散歩 上・下 滝喜義著
江南郷土史研究会の会長を務め、その会報をはじめ各種研究誌に発表してきた日ごろの研究成果を集大成したもの。『武功夜話』を世に出し、織豊史に新しい光を当てた著者入魂の書。
B5判・上巻は袋とじ96頁・1800円、下巻は208頁・2500円+税

■高屋風土記 高屋村史編纂委員会編
「ムラのあけぼの」から「21世紀の基盤整う」まで、滝喜義氏を中心とする同会が「わが村」の歴史を概観。「身近な事柄を題材にして、全体の流れをとられた好著」と専門家の間でも好評。
A5判・上製・246頁・3000円+税

■尾張藩創業記 西村時彦著
藩祖徳川義直の一代記『尾張敬公』を改題して復刻。義直の人柄、政治、思想、武事、その他多方面にわたって研究、以降の藩政のあり方にまで言及した郷土史ファン必読の書。
A5判・258頁・4000円+税

■尾張志 岡田啓、中尾義稲編
尾張藩の命をうけて編纂された地誌であり、郷土史を研究してゆく上で不可欠の書。内容的にも巻数的にも『尾張名所図会』(別掲)が他の名所図会より数段優れているのも、この編纂過程で集められたデータをもとにして岡田らが作っているからだ。「名古屋・熱田編」のほか郡別にまとめられており、全部で7巻の構成(分売可)。
B5判・2800円~同6000円+税 セット2万9300円+税

■尾張藩士録 著者不詳
嘉永5年(1852)時点の尾張藩士名を記した貴重な史料集「家中いろは寄」(名古屋市鶴舞中央図書館蔵)の完全復刻。姓名はもちろん、一人一人の俸禄、役職、居住地、家紋、菩提寺が明記されており、郷土史を研究してゆく上でも必携の書。
B5判・621頁・1万4000円+税


■尾張藩在郷名家録 作者不詳
安政4年(1857)、同5年時点の在村有力者を集大成した貴重な文書の影印本。藩内11代官所別にその氏名と居住する村、苗字・帯刀・御目見などの待遇を記す。『尾張藩士録』の庶民版とも言うべき本。
B5判・368頁・9000円+税

■尾張国地名考 津田正生著
地名研究の基本史料「尾張地名考」に、活用しやすいよう索引を付けて復刻。村名の語源、由来などが解説されており、それに関連して寺社、旧家、名所、名産なども合わせて紹介。
A5判・690頁・5000円+税

■尾張国神社考 津田正生著
『尾張地名考』の著者が神社に的を絞り、その由緒来歴を考察した稀覯本の復刻。『塩尻』の著者として名高い天野信景の説を再考したもので、原題は「尾張神名帳集説本之訂考」。
B5判・140頁・3500円+税

■愛知県独(ひとり)案内 愛知県農会編
明治33年に編纂された同名本の復刻で、県下1市19郡の産業、経済、文化、歴史など多方面にわたって概観。明治期における県下の様子をこれによって把握することができる。
A5判・420頁・4000円+税

■徳川家臣団の研究 中島次太郎著
徳川氏研究はその家臣団の研究を合わせて行わなければ完全とはなり得ない。本書は三河の中島氏、幡豆小笠原氏を中心に、大樹寺をはじめとする地元文書をもとにしてまとめた、徳川氏研究の基礎資料。
A5判・上製・490頁・7500円+税
■図説違式カイ、言偏の右に「圭」違条例 鬼頭勝之編
「イシキ」とは故意の犯罪、「カイイ」とは過失による犯罪の意。明治政府が西欧化を急ぐため、旧来の悪しき風習や習慣を改めるために出した90カ条から成る条例。「愛知週報」の「図解」を全文収録。
A5判・76頁・1500円+税

 古地図関係の本

■名古屋城下図 作者不詳
蓬左文庫秘蔵の幕末城下図をカラー40頁で再現。「見る地図」から「読む地図」へ--寺社、道路から侍屋敷の住人まで、当時の様子を克明に読み取ることができ、見る人をはるか江戸時代の名古屋へと誘ってくれる。
B5判・40頁・3333円+税

■尾張藩幕末武家屋敷図―付・下級士族名簿 鬼頭勝之編
嘉永6年に花房馬橋という人が書き残した名古屋城下の住宅地図を、見やすいようにB5に拡大して復刻。この巻末には500人近い下級武士の名前や石高・住所も記されており(これは活字化)、幕末の城下を知る上で貴重な史料と言える。
B5判・210頁・7000円+税

■尾張国地図集成 名古屋史談会作
尾張藩によって作られた地誌「張州府志」の付図1巻を、見やすいように拡大して1冊に復刻。名古屋城下をはじめ各郡内、著名神社など29図を収録した貴重な史料集。
A3判・60頁・3000円+税

■尾張明細図 小田切春江作
明治12年に出版された1枚ものの地図(70センチ×90センチ)。明治初期の様子がよく分かるうえ、伊勢湾に帆船と蒸気船を描くなど、絵画的手法を取り入れたカラフルなもの。
2000円+税

■尾張国町村絵図
徳川黎明会の全面協力により、現在の名古屋市内194町村の絵図を一挙収録。集落の様子や寺社、河川、田畑、用水に至るで克明に描かれており、原図の持ち味をカラー大判でぜいたくに再現。バラ売りも可。国書刊行会刊。
B3変形判・豪華本・19万8000円+税

江戸時代の名古屋がよみがえる!
全市内の村絵図あります!

名古屋の街の江戸時代が見える
カラーの村絵図をバラ売り!


ほしいものだけが手に入る

●バラ売り―1枚単位での販売

 かつて国書刊行会から出版された徳川黎明会編『尾張国町村絵図・名古屋市編』は江戸時代の名古屋市内を再現して大きな話題となりました。しかし、その一方では「立派なことは分かるが、個人で買うには高嶺の花」「必要なものだけを買えないか」などといった声もありました。当店が行っているバラ売りはそうした皆様方のご要望にお応えするものです。

 地図は全部で1町(城下)約190町村、280余枚あり、現在の市内16区をほとんど網羅しています。そこには当時(主に天保12年前後)の河川や寺社、屋敷、田畑などの様子がカラーで克明に描かれています。これを見ていると、たった1枚の地図から当時の祖先たちの暮らしぶりまでが伝わってくるようです。

 値段は1枚1995円+税。汚れたり傷ついたりしないよう、特別に薄いビニールで保護しました(ラミネート加工)。いずれも数に限りがあり、一部の村ではすでにないものも出てきています。未加工のものは1枚1600円+税。ご希望の方はなるべくご来店のうえ、確かめてからお買い求め下さい(配送希望の方は宅配料が加算されます)。

●分冊売り―1冊単位での販売

 全市を収録した5巻もはいらない、しかし、本にまとまった形でほしい、という方もあります。こうしたご要望にお応えするのが、この分冊販売です。ご希望のものを1冊単位でお分けします。値段は1冊4万円+税。収録は以下のようになっています。

【1】守山区・北区 33ヶ村、49枚
【2】西区・名東区・千種区・東区・中区 31ヶ村(含、名古屋城下)、66枚
【3】中村区・天白区・瑞穂区 33ヶ村、58枚
【4】熱田区・中川区 45ヶ村、50枚
【5】南区・港区・緑区 52ヶ村、59枚


「私も見て楽しんでいます」

 「ほしいけど手が出せなかった。それがバラ売りで購入できると聞き、早速、自分の住む町の村絵図を買い求めました。大きめの額に入れて玄関に飾っていますが、遊びに来た人たちとこれを間に話に花が咲くこともしばしばです」(Kさん)

 「おやじから昔のことをよく聞かされてきました。これを見るといまはない池や用水もちゃんと出ている。死ぬ前のおやじに見せてやりたかったです」(Hさん)

 「びっくりしました。私の住んでいるマンションはどうやら墓地の跡に建てられているようです。何だか気分が落ち着かなくなってきました」(Fさん)

 「郷土史を研究するにはもってこいのよい史料です。町は随分変わってしまいましたが、お寺や神社は昔通りの位置にあり、だいたいの見当はつけられます。描かれている民家の数も当時のものと一致しているようです」(Sさん)

いっそ思い切ってセットで

 製本されたものは194町村、285枚あり、全部で5巻に納められております。しっかりした造本と豪華な巻帙(かんちつ)。長年の使用にも十分耐えられる、豪華で強固な特別仕立てです。B3変形、価格は19万8000円+税。いずれのお問い合わせも当店(052・453・5023)まで。

 本品は未開封のままで、輸送にも耐えられるよう更に特製ケースに納められ、発売当初に近い状態。300部限定出版。B3変形の大判にカラー印刷されており、名古屋の歴史研究になくてはならないものの一つとなっている。


 写真・絵画関係の本
優れた写真や絵画は見ていても楽しい。心をなごませてくれたりもする。堅い本ばかりではなく、時にはそんな本も作ってみたくもなってくる。これからにご期待下さい。

■写真集 犬山祭の華・車山(やま)名古屋タイムズアーカイブス委員会編
副題は「名古屋タイムズから拾い集めた思い出のアルバム」。犬山城下で毎年春、華やかに繰り広げられる犬山祭。犬山には13両の山車があり、しかもそれぞれが「犬山型」と呼ばれる3層構造の立派なもの。同紙が創刊以来報じてきた犬山祭の車山の記事を集めた写真集。
A4判・114頁・本体4500円+税
■出稼ぎ哀歌―河辺育三写真集 河辺育三著
高度経済成長期、日本人は懸命に働いた。1970年代の10年間、名古屋に出てきた出稼ぎ農民を撮り続けた著者の記録写真集。都会の繁栄を底辺で支えた地下鉄工事現場などでの彼らの仕事や飯場での暮らしなどを活写し、ユニークで興味深い写真集となっている。
B5判・120頁・1400円+税

■愛知県写真帳 愛知県発行
大正2年に出版された写真集の復刻。愛知県下の官公庁や学校・会社・工場・名所旧跡などが収録されており、当時の様子を目から学ぶことができる。それぞの写真には解説が施されており、これもまた興味深い。最新の技術で原本以上に美しく再現。
A4判・140頁・4500円+税

■愛知商売繁昌図絵 ブックショップ「マイタウン」編
約100年前の県下農商工の繁栄ぶりを銅版画300枚で再現。近代日本の幕が開き、文明開化の花が咲く。愛知経済のさきがけを記録した貴重な画集。付録資料として当時の業者名1500余を掲載。
B5判・404頁・4800円+税

■尾張名所図絵 宮戸松斎著
明治に入って尾張も大きく変わった。近代の息吹きを多数の銅版画で伝える、興味深い「近代名所図会」の傑作。県庁や市役所、銀行にガス会社、もちろん名所旧跡なども多数収録されていて、いまでは懐かしい明治の時代を楽しませてくれる。
A5判・108頁・1800円+税
■本朝百将伝 大西与三左衛門刊
歴史に名を残した日本の武将100人を選ぶとこの人たちになる! 英雄たちの勇姿を描き、その人物評を付け加えた本(原本・当店蔵)。本書は著作権フリーとしており、教材や印刷物、ホームページなどで自由に使用したり、着色・加工するなどして活用できる。
B5判・袋とじ108頁・2800円+税

 古文書関係の本
同じ日本人なのになぜ読めないんだ……とお嘆きのあなた。古文書は外国語ほどは難しくない。習うより慣れよ。遠い祖先が書いた一字一字を眺めていると、書いた人の息づかいまでが伝わってくるようだ。

■影印 武功夜話 全21巻 吉田孫四郎著
「他見無用」「門外不出」とされてきた戦国史料『武功夜話』。偽書説も出る中、ついに「これ以上、封じ込めてはおけない。いまは知らせる義務と責任がある」と公開を決断された。吉田孫四郎が書き残した『武功夜話』21巻本の原文とは。
B5判・平均160頁前後。本体各3500円+税、セット7万3000円+税

■新撰雛形・工匠技術之懐 河合信次著
宮大工の著者が自分の代で家系が断絶するのを憂い、持てる技術のすべてを伝えようとした“遺書”。図面を多用した全3巻から成り、上巻が「鳥居之部」、中巻が「諸門之部」、下巻が「堂宮之部」となっている。それそれの造り方を知ることは観賞の仕方を学ぶことにもなる。当店ではこれをテキストに勉強会を開催。
B5判・218頁・4500円+税

■近世葬祭影印史料―『長思録』より 福井敬斎著 鬼頭勝之編
福井が古典なども研究し「長く思って」葬儀の実際を考察、死者の扱いから棺桶の作り方、埋葬の仕方などを記した一種の“葬儀マニュアル”。江戸期の墓地が発掘されるケースも多いが、本書によってそうしたものの考古学的な研究と解明にも役立ちそう。
A5判・224頁・5000円+税

■凶荒図録 小田切春江・木村金秋編著
明治18年、愛知同好会から出版されたもので、各地の実態とそれへの対応ぶりを豊 富な絵図で紹介。凶荒は50年周期で起きているとかで、出版当時がそれに当たって いた。凶荒を通じて知る民衆史の一断面として興味深い史料。
B5判・袋とじ68頁・1800円+税

■宗春の肖像 ―享元絵巻と夢の跡 鬼頭勝之編
ときの将軍吉宗に政策で堂々と対抗、名古屋を日本一の街にした宗春。その繁栄ぶりを絵巻や史料、古地図などにより現代に甦らせる。「夢の跡」は原文対照で全文を活字化。
B5判・148頁・1942円+税

■温知政要 徳川宗春著
古文書に親しむ会編・尾張七代藩主徳川宗春の施政方針を記した同名書の復刻。「慈」と「忍」による人間尊重の精神はいまの時代にも十分あてはまる内容だ。とかく派手な行動ばかりの目立つ宗春だが、この1冊からもその偉大さがしのばれてくる。印影(原文)・翻刻・超訳で徹底的に読み込む。
A5判・164頁・2500円+税

■三廓盛衰記 作者不詳
宗春が開設を許可した三つの遊廓の実態を中心に、彼の行動や当時の社会情勢などを事細かに描く。上記同様、小社が主催する「古文書に親しむ会」のテキストとして作られたもの。
B5判・170頁・3000円+税

■当世名古屋元結 作者不詳
英明の誉れ高い9代藩主徳川宗睦のもとで起きた「尾張の由井正雪事件」の顛末。宗春亡き後、小姓だった河村秀根に降りかかった容疑とは。幕府の追手も加わり、名古屋城下は開府以来の大混乱。
B5判・242頁・4200円+税

■翻刻当世名古屋元結 古文書に親しむ会 舟橋武志
上記の影印本「当世名古屋元結」を活字化しており、古文書解読の“虎の巻”として活 用できる。また、原本の内容を知りたいという人も、これで容易に読めるようになった 。原本通りに行替えして翻刻している。
A5判・169頁・2500円+税

■御遺戒書 井上正就、鬼頭勝之解説
家康が井上主計頭正就に語った政道の教訓書。本書がこうした形で世に出るのは初めて。長期政権となった江戸幕府はどんな意図で開かれ、その教えはどう受け継がれていったのか。家康の考えを知る貴重な影印本。
B5版・平均110頁・2000円+税

■政刑秘鑑 作者不詳
江戸時代の刑罰を紹介した写本の影印本。入れ墨や引き回し、斬首、その他の刑罰のほか、牢獄の様子などを多くの絵も交えて紹介している。目次には「刑罪大秘録」とあるが、これまで出ている類書の中では最も詳しいものと言えるのではないか。
B5判・86頁・2381円+税

■刑罪大秘録 鬼頭勝之編
先に出版した影印本『政刑秘鑑』(別名『刑罪大秘録』)全文を活字化、江戸時代の刑罰を克明に紹介。それらは一体、いかなるものだったのか。これまでの写本に見られないほどの詳しさで迫る。巻末に「幕末攘夷派私刑図」付き。
A5判・100頁・3000円+税

■蓬州旧勝録 鈴木作助著
「蓬州」とは尾張のこと。名所旧跡、古歌、寺社など多方面にわたって書き記されているが、本書はその城下部分を抜粋したもの。大正期の市史編纂時に書写されており、影印本ではあるが比較的読みやすい。特に「清洲越し」の商人について詳しい。
A4判・304頁・4800円+税

■吉田家本「長久手記」 著者不詳、滝喜義解説
『武功夜話』の筆者吉田孫四郎が書き写したものを、古文書研究会などのテキスト用としてそのまま復刻。数ある小牧長久手関係史料の中でも最も早く成立したものの一つで、同合戦を知るうえで不可欠の新史料。
A4判・袋とじ104頁・2800円+税

■吉田家本「長久手記」 著者不詳、滝喜義翻刻、松浦武校定
前期「長久手記」を活字化して手軽に読めるようするとともに、前書の「トラの巻」としても役に立つ。関係地図3枚を添付。
B5判・袋とじ90頁・3333円+税

■吉田家本「節操夜話」 著者不詳、滝喜義翻刻
戦国の尾張、美濃、三河を舞台とした女性の仇討ち物語を記した貴重な本が江南市の旧家吉田家から発見された。興味あふれる同書を見開き2頁に原文と対照して翻刻、合わせて古文書を読む楽しさも味わえるように編集した。
B5判・袋とじ86頁・2000円+税

■春日大宮若宮御祭礼図 藤原仲倫著
毎年12月15日から18日まで行われる春日若宮の「おん祭り」は奈良の一年を締めくくるにふさわしい盛大な行事だ。江戸時代には11月に行われていたが、その様子を中心に詳しく描かれており、歴史学的にも民俗学的にも興味深い史料となっている。上中下まとめて全一巻に。
B5判・160頁(袋とじ)、5000円+税

■耶蘇宗門根元記 京篤二郎編
『武功夜話』とともに発見されたキリシタン排斥の書「耶蘇宗門根元記」全3巻を初めて活字化。これまで顧みられなかった通俗的な廃耶書の内容を明らかにするとともに、その成立背景や特徴などをも合わせて考察。
B5判・袋とじ106頁・2000円+税[名古屋キリシタン文化研究会刊]

■芥見村虚無僧闘諍一件 著者不詳
岐阜の芥見(あくたみ)で虚無僧同志の縄張り争いが起き、死者まで出る騒ぎとなった。この事件をきっかけに幕府は普化宗の弾圧に乗り出す。事件に巻き込まれた佐屋宿の吐龍を通してその全貌に迫る。影印本。
B5判・全4巻・平均110頁・セット8000円+税
■普化宗弾圧の序曲 鬼頭勝之編
先に復刻した「芥見村虚無僧闘諍一件」の翻刻と解説。幕府が普化宗を禁止するきっかけとなったこの事件の全貌が本書で初めて明らかに。虚無僧および普化宗研究に一石を投ずることになる著者ならではの労作。50部制作。
B5判・104頁・3000円+税
■虚無僧雑記 小寺玉晁校訂
名古屋城について記録した『金城温古録』の著者、奥村得義(のりよし)の書いた『虚無僧雑記』を、これまた文人として名高い小寺玉晁(ぎょくちょう)が増補・校訂したもの。本書は三菱関連の静嘉堂文庫に所蔵されている本をもとにして作らせてもらった(印影本)。家康公掟目、諸国の普化宗寺院、尺八伝来記、関係古文書などが収録されており、虚無僧研究のうえでも貴重な史料となっている。
A5判・124頁・3000円+税
■夷蛮漂流帰国録 作者不詳
作者不詳・文化2年(1805)江戸からの帰り、岩国藩の御用船「稲若丸」が遭難した。乗組員らは漂流中をアメリカ船に助けられ、ハワイの港で降ろされた。国王カメハメハに会い、ハワイで暮らし、原住民らの生活を見聞した貴重な記録。影印本。
A4判・64頁・1800円+税
■嘉永東海大地震 作者不詳・小牧近世文書研究会翻刻
小牧市岩崎の旧庄屋宅に伝わる古文書の復刻。嘉永7年(1854)11月4日、同5日に起きた巨大地震の各地の被害をまとめたもの。特に津波の被害が大きい。原文に解読文と読み下し文を並記。
B5判・袋とじ24頁・500円+税
■御冥加普請の記并図 新川みのじ会編
一東利助の著した同名の本を、原文と対にして翻刻。大野木村(名古屋市西区)で庄内川が決壊しそうになった。天明3年(1783)住民らが自発的に取り組んだ堤防補強工事は大成功に終わり、翌年には洗堰や新川開削による分流工事も始まっている。鬼頭勝之氏による解説「一東利助の謎」も付く。
B5判・60頁・1500円+税
■異説・藤原師長伝説 琵琶物語 鬼頭勝之編
井戸田の里の娘とは違う、熱田社社家の娘との“もう一つの”悲恋物語。未刊の「琵琶物語」を原文と対照に翻刻した。伝説の背後には何が隠されているのか。解説「師長伝説の彼方」で追った“史実の”師長像は興味深い。
B5判・60頁・1429円+税
■泰平御武鑑
武鑑とは諸国の大名や幕府の役人を記載した名簿・名鑑で、江戸期に各種のもの出版されている。これは文政6年(1823)に岩戸屋喜三郎を版元として作られたもの。当店の主宰する「古文書に親しむ会」資料として、読みやすいよう135%に拡大して復刻されている。
A5判・袋とじ88頁・2381円+税
■改正御武鑑
これは文久4年(1864)に作られたもので、五畿内を筆頭に東海道・東山道など各街道に沿って諸国が紹介されている。当店では歴史に関心のある人を中心に「古文書に親しむ会」を開いてきたが、その参考資料として復刻した。
A5判・48頁・1000円+税
■曼陀羅寺史料集成 武馬毅編
江南市東野の旧家、武馬家に伝わる「尾張曼陀羅寺記録 附美濃善恵寺記」の原文(第一部)と翻刻(第二部)。巻末に第三部として「曼陀羅寺の創建とその時代背景」を付ける。編者には「紙碑 東野村と武馬家の歴史」の著書もある。
A4判・232頁・上製本・8500円

 紀行、自然関係の本
旅に出ようよ。ちょっとそこまで、もっと遠くへ。仕事に追われていると、つい旅に出たくもなる。しかし、遠くへ行くだけが旅ではない。住み慣れたところでも、角を曲がった瞬間に新鮮な驚きが。

■飛騨の渓流釣り 中川榮太郎著
「岐阜は海なし県だから、海の魚は一切使わない」--この宣言以来、下呂で居酒屋を営む著者の死に物狂いの日々が始まった。釣りの奥義を極め、飛騨の谷を知り尽くした著者の渓流釣りガイド&エッセー。
B6判・208頁・1262円+税

■体当り! ケチケチ世界大旅行 坂本康司著
A 面=セーヌからガンジスへ[ルポ編]、B面=1日1000円世界の旅[情報編]。インドを中心に前後3回、通算3年にわたって世界を放浪した著者が、現地で収集した情報をもとに書き下ろした、若者向けケチケチ世界旅行ガイドブック。
B6判・384頁・1400円+税

■涅槃と十字架 坂本康馬(康司)著
前書執筆の著者がその後さらに2回にわたる長期旅行を敢行、その体験をもとにして書き綴ったインドとイスラエルの思索紀行。今回はインドの秘境ラダックにも足を向ける。
B6判・上製・220頁・1500円+税

 徳山村関係の本
諏訪湖をもしのぐダム湖に村は消えた。中部の三大秘境にも数えられた奥美濃の徳山村。そこには様々な自然や歴史、文化が息づいていた。村はなくなったが、その歩み、しっかり記録しました。

■浮いてまう徳山村 朝日新聞岐阜支局編
諏訪湖級の巨大ダム湖に村が消える。ダム建設構想が持ち上がって40年。静かな山村はどのようにして「解体」されていったのか。「ふるさと」を奪われた村人たちの人間模様を様々な角度から追う迫真のルポルタージ。
B6判・上製・232頁・1500円+税

■たれか故郷を思わざる 大牧冨士夫著
離村を前にして、生まれ育った村の風物一つ一つをいとおしむように綴ったエッセー集。NHKのFM放送で5年間にわたって放送され、大きな話題を巻き起こした。
B6判・160頁・1200円+税

■徳山ダム離村記 大牧冨士夫著
「全村水没」「全員離村」という未曾有の事態の中で、村民たちは何を思い、何を考えてきたのか。そしてまた、ダムはどうやって忍び込んで来るのか。一村民の回想録であるとともに、ダム問題に揺れる各地の人々への忠告の書でもある。
B5判・304頁・1359円+税

■ふるさとの灯は消えて 江口義春著
徳山村で生まれた著者が集団移転でふるさとを捨てた。忘れ難い徳山村の自然や生活、民俗、風習などを切々と綴った、ふるさとへの鎮魂歌。
B6判・264頁・1500円+税

■徳山村の伝説 江口義春著
村の語り部、江口老が消え去るのを惜しんで書き残す「新田義貞の最期」「おしか鳥」「殿さま物語」など村の伝説7話を収録。作品すべてが村に事績のある、実在した人々の、事実に基づく話。
A5判・284頁・1500円+税

■徳山村・その自然と歴史と文化[1]
徳山村の自然と歴史と文化を語る集い編
巨大ダム湖に沈む徳山村の記録集。「野鳥の生息から見た徳山村の自然」「縄文時代の徳山村」「徳山村のわらべ歌と民謡」「徳山村過疎調査で感じたこと」その他、植物、信仰、民家、方言などの調査研究成果を収録。
A5判・上製・468頁・4800円+税

■徳山村・その自然と歴史と文化[2]
徳山村の自然と歴史と文化を語る集い編
「山村医療文化としての薬草」「徳山氏と村の伝説」「美濃国豪族根尾氏とその子孫について」「徳山村における遊び」「中部地方の真宗道場建築」「門入と丹生の研究」その他、遺跡、神社、衣服、方言などの調査研究成果を収録。
A5判・上製・488頁・4800円+税

■合本「美濃徳山村通信」1、2
徳山村の自然と歴史と文化を語る集い編
月刊で発行されてきた同通信を、活用しやすいよう詳細な目次を付けて1冊にまとめた。徳山村関係の全新聞記事も収録。
B5判・1は460頁、2は512頁・各2800円+税

■大昔の徳山村-縄文人の息吹を追って
篠田通弘著、徳山村教育委員会刊
徳山村で発見された20余の縄文遺跡をもとに、当時の縄文人がどのような暮らしを営んでいたか、27話にして分かりやすく紹介。写真や図版をふんだんに使い、オールカラーで仕上げる。
B5判・上製・204頁・3900円+税

 日本海軍関係の本
ここでは軍事史研究家、渡辺博史氏の本と業績を紹介する。氏は定年をまたずに退職、研究一筋に取り組んでこられた。その成果は私家本として40部を制作、関係機関に寄贈されてきた。以下のものはその余りか復刻されたものである。

■海軍艦船要覧 渡辺博史著
日露戦争から太平洋戦争までに登場した日本海軍の艦船をまとめたデータブック。海軍所有の艦艇と民間から徴用した小艇に至るまで、あらゆる艦船を時代順に紹介している。長年にわたり軍事史研究に取り組まれてきた、渡辺氏ならではの労作と言えよう。
A5判・586頁・6000円+税

書籍「護衛部隊の艦艇」 ■護衛部隊の艦艇 渡辺博史著
本の副題に(一)は「駆逐艦一」(二)は「駆逐艦二」とあり、これに引き続き以下でも艦艇とその動きを詳述、完結する(七)は「駆潜隊・特攻駆潜隊、その他」となっている。わが国海軍の誇った護衛部隊を、細かな文字だけで記録したデータブック。全7巻。
A5判・各巻平均400頁・セット70000円+税

書籍「壮絶・決戦兵力 機動部隊」 ■壮絶・決戦兵力 機動部隊 渡辺博史著
4冊から成るもので、副題に(一)は「航空母艦・水上機母艦・戦艦」(二)は「戦艦二・巡洋艦・補給艦船・その他」(三)は「航空隊・戦隊・水雷戦隊」(四)は「第一航空艦隊・第三艦隊・第一機動艦隊航空」とある。勝敗は最前線で戦う機動部隊の差にあり。その敢闘と苦闘、変遷などを追った貴重なデータブック。私家版として40部を制作。
A5判・計1600頁・セット4万円+税

書籍「壮絶・決戦兵力 機動部隊」 ■艦隊決戦の幻影 主力部隊 渡辺博史著
艦隊決戦の主力となるのが戦艦や巡洋艦。それらの艦艇とその行動を記録するとともに、あまり日の当たらない練習巡洋艦や補給艦なども収録。(一)から(六)までを「本編」とし、「補遺」として(七)(八)を加えて完結した。全8巻の構成。
A5版・平均400頁前後・セット80000円+税

書籍「空の彼方 海軍基地航空部隊要覧」 ■空の彼方 海軍基地航空部隊要覧 渡辺博史著
渡辺氏が平成21年に私家版として出されていたものを、30セット限定で復刻出版。全8巻から成り、海軍に設けられた航空部隊についてのデータブック。(一)の昭和14年までの編成部隊から(四)の昭和20年の終末期までを収録。(五)から(八)までは聯合航空隊、航空戦隊、基地航空部隊付属部隊の動向・詳報となっている。
A5判・全8巻、計4240頁・セット8万円+税

書籍「防備部隊の艦艇」 ■防備部隊の艦艇 渡辺博史著
(一)では哨戒特務艦・海防艇・掃海特務艇・戦利特務艇などを、(二)では魚雷艇・魚雷艇隊を取り上げている。全2巻の構成。「海軍艦船要覧」「護衛部隊の鑑定」など、渡辺氏著作の海軍艦船シリーズも、この防備部隊で完結している。
A5版・平均400頁前後・セット20000円+税

 おや?まあ!こんな本
当店の郷土史的なものとは離れるが、こんな本も作っちゃいました! ごちゃごちゃごちゃごちゃ、いろんなものが出来てきた。これからこうしたものがもっと増えてくるかも。興味を引きそうな本、ありますか。

■にっこり相続 がっくり争続 森久士著
書籍「にっこり相続 がっくり争続」息子よ、大変なのは親ではない、お前たちだ。墓参の折、突然ヒシャクで二男が墓石をたたいた。こんなことが起きないよう、円満に引き継ぎたいもの。相続の成功例・失敗例、税務調査の実態なども織り交ぜながら、どうすれば得かを遺産相続コンサルタントのプロが指南する実録風税務専門小説。
A5版・180頁・本体1500円+税

■胃袋全摘ランナー世界を走る 森久士著
書籍「胃袋全摘ランナー世界を走る」「病は闘うもの」「病気は生き方を変えるまたとないチャンス」―60を前にして突然のガン宣告。リハビリがマラソンに“転移”し、運動オンチが思いもしなかった老後に。こんな生き方、考え方があったのか。走ればガンも逃げてゆく。同病者には励ましに、モノグサのあなたも読めば走ってみたくなる(かも?)。
四六判・236頁・1500円+税

■60過ぎたらボウリング! 還暦玉子の玉ころがし 森久士著
書籍「60過ぎたらボウリング! 還暦玉子の玉ころがし」いまボウリング場は元気な高齢者のたまり場。大した運動量でもなく、足腰をきたえられる。それに簡単なようで、なかなか奥が深い。還暦を過ぎた玉子がボウリングの魅力にとりつかれ、どう変わっていったのか。胃袋全摘ランナーが書いた実録風スポーツ小説。
A5版・180頁・1500円+税

■輝け!団塊世代の老春 森久士著
書籍「輝け!団塊世代の老春」入院先で卒業後、初めて出会った中学時代の同級生。かたや苦学生で就職を急いだ、こなた全共闘世代でゲバ棒を握った。それからどう生きた、これからどう生きる。2人とその仲間たちを通し、それぞれの人生を振り返り、今後の生き方を考える自伝的小説。人生、年を取るほど面白くなる。
四六判・232頁・1500円+税

■神様とのお約束 森久士著
書籍「輝け!団塊世代の老春」どう生きるか、鳥たちが教えてくれる……身近にいるスズメやカラス、ツバメなどの小鳥を主人公に、彼らの生態や習性を通し、子供たち自身に生き方を考えさせる本。総ルビ、イラスト入り。小学生高学年向け「創作少年少女文学」。
A5判・166頁・本体1000円+税

■諺で考える日本人と中国人 内田稔・張鴻鵬著
日本の諺にならなかった中国の諺とは。諺を通して日本人と中国人との考え方や行動の違いに付いて考える。一話読み切りで小話風に纏められており、中国語を学ぶ日本人に、あるいは日本語を学ぶ中国人には特に興味深い本となっている。
A5判・162頁・1500円+税

書籍「随筆 日中・成語辞典」 ■随筆 日中諺・成語辞典 内田稔・張鴻鵬・鈴木義行 著
諺や成語もその語源や由来、エピソードを知ると覚えやすい。それも日中対比で書かれており、まさに「開巻有益」と言える。大きめの文字を使用しながら、中国の諺類を200以上も取り上げている。読み進むにつれて日中の歴史や文化が学べ、中国語の学習にも一役買いそう。
A5判・240頁・1700円+税

書籍「中国人名小辞典」 ■中国人名小辞典 内田稔・鈴木義行 著
古代の夏から現在までに登場した中国の歴史上の人物を中心に、伝説・小説等に登場する人までをも含めて紹介する人名辞典。これを読めば、英雄・政治家・学者・文人など多くの人物を通し、中国の歴史を知ることもできる。巻末に五十音順と年代順の詳しい索引も付けた。
A5判・177頁・本体1500円+税

書籍「目からウロコの縄文文化」■目からウロコの縄文文化 渡辺誠著
日本文化の基層は縄文にあり! 弥生重視の風潮に対し「米は基層ではない」「水産日本の基礎をつくったのは縄文の漁業」「縄文人もいだいていた死と再生の精神文化」など、具体例で反論。あなたの縄文イメージが変わる。
A5判・88頁・900円+税

■魏志倭人伝謎解き旅 伊藤治雄編
邪馬台国や卑弥呼などを語る中国の書『魏志』倭人伝。この原文にあくまでもこだわり、都合のよいよう勝手に読み替えない。そこから見えてきた意外なものとは。技術屋が読み解いた倭人伝の謎。
A5判・180頁・2000円+税

■忠臣蔵外伝-『忠義画像』を読む 鬼頭勝之編
赤穂義士たちが吉良邸へ討ち入ったときの武器や装束は一体どんなものだったのか。最も古い肖像画集『忠義画像』が偶然に発見された! そこに描かれていたものはすでに「仮名手本忠臣蔵」の登場を予告するに十分なものだった。
B5判・80頁・1000円+税

■自由に使える戦国武将肖像画集 鬼頭勝之編
著作権フリーで戦国武将42人(うち2人は女性)を収録。本や雑誌、会報をはじめインターネットのホームページなどにカットとして使えば、紙面も一層引き立つこと請け合い。著作権フリーだから、使い方は自由自在。
A5判・袋とじ58頁・1700円+税
■まけるな、とうちゃん  長谷川真人編
「両親のこと」「僕の夢・私の夢」など、養護施設児童がそれぞれの胸の内を素直に綴った感動の作文集。手書き原稿がそのまま載せられていて、書き手の気持ちが直に伝わってきそうな本。
A5判変形・168頁・980円+税

■クロパトキン著「日本陸軍秘密研究書」 鬼頭勝之編
原題は「鹵獲(ろかく)書訳文」。「鹵獲」とは奪い取った敵の軍用品のこと。日露戦争の総司令官クロパトキンが旧ロシア満州軍の幹部に当てた秘密文書を発見・復刻。日本通の彼は当時の日本陸軍をどう見、どのように戦おうとしていたのか。埋もれていた史料を発掘して、新聞でも話題に。
B5判・袋とじ・50頁・1238円+税
■東京・足立の気象 新谷光三著
かつて気象庁に籍を置き、気象予報士でもある著者が住み慣れた東京、とりわけ足立区に関する気象、気温・降水量・台風・生物季節などを分析。著者には姉妹編「データに見る名古屋の気象」もある。
B5判・130頁・1500円+税
■とっさ語辞典 佐藤正明著
「ああ」「いや」「おや」……だれもが思わず知らず発してしまう「とっさ語」。そんな言葉の一つ一つを、イラストレーターでもある著者がユーモアあふれる解説とマンガで紹介する、世にも不思議な感動詞辞典。楽しさてんこ盛り。
B6判・176頁・1300円+税

■ザ・尾張弁 伊藤義文著
「あぁます」「あいさ」「あいまこまさ」……尾張地方で使われている620語をピックアップ、それぞれに解説と用例などを示した「足で書いた」方言集。長年にわたる著者の研究成果をこの一冊に集約。
B6判・208頁・1165円+税

■われら新川人 根本憲生著
新川町議の著者が綴る「にぎわい」と「やすらぎ」のある町をめざして。ぼやいてばかりいたのでは何も始まらない。行政が、町民がいまこそなすべきこととは。こよなく新川町を愛する著者の熱いメッセージ集。
B5判・212頁・2000円+税

■胃ンプットつれづれ草 さらば胃袋 遠藤昭二郎著
胃ガンと宣告された著者がその前後から無事に退院するまでをつづった、ペーソスとユーモアあふれる手術体験記。ガンはなってみなければ分からない、なったら切るより仕方がない。自ら進んで「まな板のコイ」となった面白おかしい好エッセー。
A5・111頁・980円+税

■合本「書皮報」 書皮友好協会編
あの「幻の集団」書皮友好協会の機関誌『書皮報』(創刊準備号から第11号まで)を1冊に。ブックカバーにこだわる活字中毒患者たちが思い思いに綴る名文、駄文、玉石混淆のカバー談義。
B5判・296頁・1600円+税

 自費出版・協力出版の本
本を作るのはそれほど難しいものではない。ご希望や予算などに合わせ、もっとも適した方法を考えます。いっしょに考えましょう。気軽にご相談下さい。

■【郷土資料】岩崎山の歴史探訪 栗木英次著
岩崎山は愛知県小牧市内にある奇岩と信仰の山。名古屋築城の折、石が切り出された山としても知られている。変貌著しい岩崎地区の歴史と現在を後世に残そうとの意気込みで、地元にお住まいの著者が懸命に書き留めた貴重な記録集。
B5判・142頁・1714円+税

書籍「知られざる香良洲社」 ■知られざる香良洲社 服部修政著
香良洲社とか烏杜天神社などとい名前の神社がある。一方では烏喰いとか烏喚びとか いう神事を行っている神社もある。この「カラス」とは一体なんなのか。謎を解き明 かすための著者の旅が始まった。
A5判・袋とじ88頁・1429円+税

■日向から大和へ 伊藤治雄著
奈良(明日香村)の「石舞台」は蘇我馬子の墓ではない、もがりの宮だった!「魏志倭人伝謎解き旅」の著者が宮崎(西都市)にある同じタイプの「鬼の窟(いわや)」から導き出した意外な結論とは。古代へのの夢をかき立ててくれる。
B6判・120頁・1429円+税

■安心百話 住田智見著
著者は愛知県生まれの真宗大谷派の僧で、仏教学者としても知られた人。尾張真宗専門学校(現在の同朋大学)の創設者でもある。信心深い人がその著『安心百話』に感動、自費で復刻・出版されたもの。これには同書だけでなく「正信偈」や「念仏和讃」「御文」なども収録されている。
B6版・180頁・800円+税




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