古文書講座 


知るは楽しみ、知らぬが仏
楽しく古文書を学びませんか!


 「古文書が読めるようになれるといいね」
 「英語はあきらめたけど、日本語なら何とか分かるかも……」
 「勉強する場、作ってよ。まったく知らない人でも参加できるような」



古文書勉強会へご案内 

 当店の主宰する古文書教室はご来店いただいた方々のこんな会話の中から生まれてきたものです。運よく、これまたご来店いただいていた鬼頭先生が「ぼくでもよければ……」と講師役を買って出て下さり、その名も「古文書に親しむ会」がよたよたしながらも発足しました。思ってもいなかったこの勉強会が持てたことだけでも、当店をオープンしていた意義はあったように思います。

 この会にやがて栗花先生が生徒として加わってこられました。しかし、この方は十分に読める実力を備えておられ、やがてスタートすることになる「尾張名所図会を原文で読む会」の講師役を務めていただくことになりました。テキストとして読みやすいように拡大して13巻を復刻、いまちょうど半分ほどを読み終えたところです。

 2つの会はお二人のご指導でいまもなお続いています。古文書を読めるようになりたいと思う方、これらの勉強会に参加なさいませんか。初心者、大歓迎。現在、以下のような内容、スケジュールで進めております。問い合わせなどはお気軽に当店へ、電話(052・561・3974)またはメールで。店の営業日は月曜日のみの週1日(祝祭日は休み)、午後2時から同6時まで、です。

●古文書に親しむ会 講師・鬼頭勝之先生
[蓬州旧勝録]毎月第4土曜日、午後1時から約2時間
 「蓬州」とは「尾張」のことで、名古屋城下の歴史を名所旧跡などを通して学んでいます。この本の書名は研究者の間でよく知られていながら、まだ活字になっておりません。それだけに読み込む喜びには大きなものがあると言えるでしょう。

[芥見村虚無僧闘諍一件]引き続き、午後3時半から約2時間
 岐阜の芥見(あくたみ)で起こった虚無僧同志の留場(縄張り)争いと江戸・寺社奉行での裁判の全貌を記す。幕府はこの事件をきっかけに普化宗の弾圧に乗り出すことになる重要事件です。佐屋宿に残された文書をテキストにしており、当時の美濃、尾張の動向なども知ることができます。

●尾張名所図会を原文で読む会 講師・栗花光弥先生
 「尾張名所図会」は郷土史を研究する上で避けて通れない重要史料です。それというのも、観光ガイド的な他の「名所図会」とは異なり、藩撰の地誌「尾張志」を編集した岡田啓らがその過程で集めた膨大な資料をもとに、総力を上げて作り上げたものだからです。会ではこれをテキストにして、隅から隅まで徹底的に読むようにしています。また、この勉強会の成果は「のーと・尾張名所図会」として本にまとめつつあります(小社の出版目録参照)。

[前編]毎月第1土曜日午後1時半から約2時間
 尾張8郡のうち愛智・知多・海東・海西の4郡。読み下したプリントが配布されます。

[後編]毎月第3土曜日午後1時半から約2時間
 尾張8郡のうち春日井・丹羽・葉栗・中島の4郡。読み下したプリントが配布されます。

 現在、開催している講座は以上の4つです。会場は当店別室「フリースペース」にて。受講料は1講座1000円(参加したときのみ)です。ご希望の講座をお選び下さい。


ブックショップ「マイタウン」
〒450・0003名古屋市中村区名駅南1・4・10、昭和ビル2階
TEL052・561・3974 FAX0586・73・5514
●小社の営業日および営業時間は、月曜日のみの週1日(祝祭日は休み)、午後2時から同6時まで、です。
●名古屋駅から徒歩約10分、柳橋交差点東南角(ガーデンビル西隣、1階に本屋さんのあるビル)の2階です。

E-Mail: mytown-nagoya@nifty.com


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