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ご主人さまの定年もいつの間にやら65歳に引き上げられた。そのうち年金資金がないから「70歳まで働け」なんて? 子供も巣立って、今ではなんでも「面倒くさがる」主人と、家庭内別居での2人暮らし。かつては7人も暮らしていた家だから、広くてどこに身を置けばよいのか困ってしまう。 ![]() 今や荷物だらけの倉庫の中で暮らしている。何をするにも「面倒だ」が口癖の主人だが、でも団塊の世代はテニスにバイク、旅行に写真、ウオーキングにランニング、登山に海外旅行と忙しく毎日を過ごしている。競争社会で育った性格はこの年になっても治らないみたい。 私も主人に付いて海外旅行にマラソン、マラニックに登山、ゴルフ、ロードバイクにハイキングと忙しく過ごしていたが、ある日、主人がポツリと「登山もマラソンも体力の限界が見えてきた」と言った。 そこで雨の日でも、真夏でも真冬でも、朝からでも夜中でもでき、しかも安全でさして体力がいらないスポーツ「ボウリングに取り組む」と突然、言い出した。 林玉子61歳、主人・林球平67歳。青春時代にやったことがある、たかがボウリングとナメテかかったのだが、これが大間違いだった。 奥が深い。やればやるほど難しい。悩んで苦しんだ。おかしな不良ジジイと不良ババアのボウリング格闘の日々の始まりだった。 お暇な団塊世代の皆さん、この本を読んで、ボウリングを始めてみませんか。簡単そうに見えて、意外と難しい、そして、実に奥が深い。 オリンピックの競技種目には選ばれなかったが、発展途上国が豊かになれば、ボウリングもはやるはず。12年後にはきっとオリンピックの競技になっているに違いない。そのとき、私、玉子はシルバー部門で参加しているかも。(「はじめに」より) A5版・180頁・1500円+税 |
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