マイタウン(MyTown)| 一人出版社&ネット古書店 |
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著者の紹介と本書の目次を紹介し「詳細」に代えることにする。NHKのプロデューサーでありながら、郷土史にも造詣の深い氏ならではの「青松葉事件」を中心にして読み解いた好著である。 「愛知県知多郡美浜町河和が私の出身地である。他県の人で知多半島が尾張国にあると知る人は少ない。三河国と思いがちである。 昭和5年(1930)に生まれる。半田中学、名古屋の第八高等学校をへて、東京大学法学に学ぶ。政治思想家丸山真男のゼミナールに属す。時に革命近しの山村工作隊の全盛期。ゼミで田舎育ちのわたしは工作隊の思いあがりをせめた。 卒業後NHKに入り、地域探訪番組や宇宙中継初期の番組プロデューサーを勤めた。勤務地は名古屋、東京、札幌、小倉、高知で、50歳頃から知多半島や尾張国の歴史を調べる。 住所の尾張旭市教育委員4年、あとに市文化財保護審議会委員となる。つづいて郷里の美浜町文化財保護委員会も委嘱される。両地域文化比較は大いに役立った。 本書は南知多町郷土研究機関誌「みなみ」に掲載したものである。なかの第一部・大尾張圏から小名古屋圏へ、は当初の題名「開けん」幕末尾張藩と二人の家老、を改めたものである。ブックショップ・マイタウンの労に感謝する。 平成22年3月」(追記より) ―おもなもくじ―
B5判・122頁・1900円+税 |