【も・く・じ】
はじめに……物語の登場人物・物語の関係系図・物語の関係地図
第一章 山姥物語の舞台を行く
一、伝説の舞台 山姥社と尾張平氏、本宮山麓の雨の宮、妙国山興禅寺、小池与八郎屋敷
址、名馬磨墨塚、徳蓮寺と観音像、福新山全徳寺、和歌が橋、めくら梶原、余野観音寺、苧ヶ瀬池の伝説、北済山大安寺、苧ヶ瀬池と鵜沼川、
美濃根尾村の梶原氏
二、史実の舞台
尾張二宮大県神社、徳林寺と妙徳寺、羽黒城址、福冨新蔵国平の墓、羽黒の金屋、篠木庄と梶原景高、霊鷲山長母寺、鳳凰山甚目寺、野間内海の庄、龍源山盛泉寺、野間大坊と極楽寺、元禄時代の山姥物語、漢訳「山姥物語」
第二章 復刻『山姥物語実記』
一、胡廬坊臥雲と『山姥物語実記』
胡廬坊臥雲、小牧本光寺、『山姥物語実記』徳林寺で発見
二、復刻『山姥物語実記』
◆天の巻
梶原景時、土肥の杉山において頼朝を助ける事
梶原が讒訴、ついには己に負う事
景時、鎌倉を追放さるる事
梶原一族滅亡の事
相州一宮の館に留守居の人々の事
人々、羽黒村へ到着の事
隅の方逝去ならびに景親御子達の事
◆地の巻
化女、馬を借りて入鹿村に来る事
銚子ケ口にて蟒蛇(うわばみ)を射る事
余野村小池与八郎生縁の事
小池与八郎、美女に逢う事
小池与九郎、玉姫を娶る事
◆人の巻
福冨新蔵、羽黒山にて化女を射る事
与八郎が妻、本体顕れ歌をよみ立ち去る事
福冨新蔵、発心の事
余野村徳蓮寺草創の事
中興徳林寺の事
梶原家臣の武器所持の家々の事
第三章 梶原一族の史実を掘る
一、前野亀仙再写本『山姥物語実記』について
二、山姥物語の史的背景
三、山姥物語の考証
付録・山姥物語関係年表
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