マイタウン(MyTown)| 一人出版社&ネット古書店 |
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山姥物語は尾張、美濃両国を舞台として、古くから語り継がれてきた伝説である。しかし、いまでは年月とともに風化し、この伝承を知る人も少なくなってきた。従って、どんな内容であるかを知っていただくことが先決と考え、胡廬坊臥雲(ころぼうがうん)の『山姥物語実記』(吉田龍雲家蔵)の復刻を添えることにした。 この本は好事家の間で珍重され、当時は写本も多くあったとみられるが、現在では江南市の吉田家、名古屋市東区の長母寺、そして、最近見つかった丹羽郡大口町の徳林寺に残っているに過ぎない。このままでは歴史の彼岸に押し流され、伝説の背景をなしている梶原景時一族敗亡の史実が究明される機会も失われてしまう。 幸い、マイタウン社の好意で吉田家本によって『山姥物語実記』を復刻し、合わせて尾張、美濃に残る梶原氏衰亡の歴史を掘り起こし、伝説との相関性を追究してみた。(滝喜義・序文より抜粋) |
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